季節営業 きのこなブログ

ホンシメジご飯、ならず

毎年、恒例の春のホンシメジ採りに行って来た。

約１５年ほど通っているのだが、収穫が減っているなと思っていた。しかし、今年は「豊作」といってよい収量。ここはどちらかというと黄色っぽい個体が多いのだが、今年は写真のような黒っぽい個体も見られた。
「お土産」で、ほんしめじご飯を作りたかったのだが、それほどの収量はなく、栽培もののほんしめじを手に入れ、実験的につくることにした。ホンシメジ自体は際立つ個性があるというきのこではないので、他に入れる食材が重要かなと思う。検討課題。
あとは、例年のショウロに加え、昨年からシャカシメジも参加。沢筋にはカンムリタケも出る。

野焼きから完全復活

 

雨の日曜日に食材探しに行ってきました。１時間ほどの収穫が上。メインはうるいです。
この場所、４月頭に野焼きされた場所なのですが、１か月も経過しないうちに植物は復活。火に強い植物が淘汰されているということなのでしょうが、信じられない思いです（雨のため、写真はなし）。ちなみに、このフィールドは鑑札を手に入れて入るポイントのため、後ろめたさはありません。というか、自然の復元力が圧倒的な場所のような気がします。
アザミの刺は茹でても残る。ワラビの灰汁抜きはノウハウが必要。実地に試して、いろいろ勉強しております。
今回、トトキを探したのですが、広すぎて見つかりませんでした。

下の料理はあいかわらずのペペロンチーノ。コシアブラがメインとなっています。
コシアブラも必死に探しても見つからず。パックもので代用。
翌日も懲りずにつくって、＋ヤマウド・バージョンにしましたが、なかなか行けました。コシアブラは秋の黄葉の際に木を探したい。

乾燥ポルチーニとハナイカダの簡単スープ

せっかくつくったのでアップしておきます。
コゴミのパスタがいまいち満足できなかったので、再挑戦。レシピは自分自身のための備忘録としてアップしますが、もう一品作成。
乾燥ポルチーニを戻し味付けし、ハナイカダにちょっと熱を加えた、ポルチーニとハナイカダのスープ。
ハナイカダは知っているつもりだったが、いざ探してみるとむずかしかった。それもそのはず、細い幹、低い樹高。勝手な思い込みと違う華奢な木だった。
マユミとミツバウツギも料理したいのだが、あっという間に季節は移ろって行ってしまう。

コゴミのペペロンチーノ

他のものを採集する予定ではじめての山に入ったのだが、予想外のコゴミ畑を見つけてしまった。一部をいただいて製作したのが、コゴミのペペロンチーノ。
今年は天然の食材をつかったシンプルなご飯ものをテーマにしようと考えていたのだが、ご飯もパスタも同じようなものと考えた。
いつもiPhoneをつかってレシピ検索するのだが、コゴミを使ったペペロンチーノはなかったので、作り方は適当。
ちなみに、私がレシピ検索するのは、クックパッドと「みんなのきょうの料理」が多い。後者はNHKの「きょうの料理」で放映されたもののレシピなどがコンテンツ。有名シェフのレシピなどもあり、何点かつくってみたが、たしかにひと味違ってうまい。超おすすめのサイトです。

２年ぶりのアップ

 

公私でいろいろあったとはいえ、２年ぶりのアップ。

ブログなんてものは、仕事じゃないし、自分のペースでやればいい、と思っていたのものの、あまりにも長い期間のご無沙汰はやはり問題だろう。

ツィッターや他のサイトでは書き込みをしたりしているが、私のhomeはここであることは間違いない。このままズルズルと何も書かないとまたまた敷居が高くなってしまうので、超久しぶりのアップ。

最近は週末は料理をすることが多い。なるべくならば自然にあるものを食べたいと思っている。

さまざまな食材を持つ本来の味をシンプルな料理で食べたいと思っている。できうることならきのこだけでまとめたいが、それだけにはこだわらないことにした。
今年も春がやってきて、このプロジェクトを開始した。
第一弾は、うこぎ飯。一度は食べてみたいと思っていたので、採集の上、つくってみた。
ブログをお休みしている間に写真の腕も非常に落ちた。
きれいに撮れていないが、ご容赦を。

味はまさしく春の味。今回は一度、塩でもんだヤマウコギの若芽をゆがくという料理法にしたが、熱を通さない調理法もあるようなので、若芽が採れるうちにまた試してみたいと思う。