切手というのは、なかなかにおもしろい。
とりわけセンスと感性のいい方が集めると、切手を通じてその人の美的感覚(の一端)が展開されるような感がある。
例えば、
こんな感じ。
私は芸がないので、きのこ切手専門。
それでもコツコツと集めていると、いろいろ発見があっておもしろい。
上の写真は、1986年、モルジブの切手。これに描かれているのは、Stropharia aeruginosa。チャモエギタケ....
通常、この手の地域が出すきのこ切手などは、外貨獲得用でわかりやすい種だったりするのだが、チャモエギタケ、、、って、相当オタクなきのこ(と、オタクな私がいうのだから間違いない)。
イラストもペン画のようで、味がある。ちょっと不思議なきのこ切手。
ちなみに、これと同時に出されたのが、Armillariella mellea で、ナラタケ。
まぁ、食えるとはいっても絵にするには、地味なきのこ。
想像するに、これはイラストレーターの趣味なのだろう、おそらく。
好きに描かせてもらったので、絵も生き生きとしている。
ということだと思うのだが、真相は不明。
そんなことを考えるのも、切手のおもしろさのひとつ。
こんにちは。
このキノコ切手、水彩画のようなタッチがいいですねー。そして不思議な水色のキノコ…。
最近なかなかいいキノコ切手に出会えず切手ブログにも載せられないのが残念です。
ブログ紹介ありがとうございます。
Posted by: maco | 11/09/2005 at 15:49
>macoさん、勝手にリンクしちゃってすみません。
素敵なサイトの代表ということで。。。
このきのこ、ホントは茶色いんですけどね。ここまでデザイン的なのも珍しいんです。
Posted by: mido@管理人 | 11/09/2005 at 22:59