カバンの整理をしていたら、1枚のメモが出てきた。
きのこの名前が24種、書いてあるメモ。フィールドワークの記録ではない。じつは、それは。。。
私にとって、今年のきのこワークは不十分なものとなってしまった。それもこれも、夏に手に入れた、無茶苦茶に手がかかる72年型のスーパーカブが悪い。修理につぐ修理で、貴重な休日を相当数、つぎ込んでしまったからだ。つぎからつぎへと問題点が発生するので、きのこ狩りどころではなくなってしまったのだ。
しかし・・・
きのこを食べるという点では、けっこう満足したかもしれない。
今年はいろんな場所で野生きのこを食べる機会があり、これまでになく多種を食べることができる。食べたきのこを思い出せば、発生した環境、気候、人を思い出す。
そのなかでも、強烈だったのは、とあるレストランで食べた、「きのこ究極のフルコース」だ。
そこで食べたきのこを、メモ順に列挙してみる。
・クロカワ ・ミヤマアミアシイグチ ・コウタケ ・オオモミタケ ・オオシロアリタケ ・ヤマドリタケ ・キンチャヤマイグチ ・イロガワリ ・キハツタケ ・オオキツネタケ ・マスタケ ・スミゾメシメジ ・ニンギョウタケ ・アミタケ ・キヌガサタケ ・ホコリタケ ・ハツタケ ・タマゴタケ ・クロラッパタケ ・アミガサタケ ・マイタケ ・ヤナギマツタケ
それに、ここには書くのをはばかられる2種。
合計、24種のきのこを一夜のディナーで食べたのだった。一部、栽培品もあるが、大半は野生種。
レストランのきのこメニューとしては、記録的かもしれない。
料理は、ソテー、マリネ、グリエ、リゾット、フライ、ローストなど、さまざまな形で供されたのだが、それぞれに上記のきのこがふくまれていたのだった。
こんな料理を食べさせてくれたシェフに敬意を表してアップ。
行きつけの野外レストランではないのですね
それにしてもオオシロアリタケとは・・・空輸モノかな?
2種のうち1つはアレだろうけど、もう一つはさて何だろう
Posted by: ぽっとべりぃ | 12/02/2005 at 06:24
凄いです!
普通のお客様も入るレストランなのですか?
私も1つは見当が付きます。
もう一つは……?
私も今年はペンションで、初めてホンシメジじとコウタケを食べました。
Posted by: みけはち | 12/02/2005 at 13:55
あ、そ、こ、ですね。
以前は毎年のように行っていたんですが、去年も今年も行く機会に恵まれませんでした。
一人なら行こうと思えば行けたんですが、まさか一人でふむふむと食べるのは寂しすぎる。。
来年は是非に。
Posted by: もせて | 12/02/2005 at 21:54
きのこ、ぜーんぜんわかんないけど食べるのは好き。
ここに書くのがはばかられるで皆さん検討がつくというのはスゴイ。
珍五郎はヒカゲシビレタケとかそういうマジックマッ○ュ的なキノコしか思い浮かばないや。
Posted by: 珍五郎 | 12/03/2005 at 01:07
なんかもったいぶった書き方してすみません。これを期待してお店に行く人がいるとまずいかなと思ったんです。
お店は、もせてさんが書いている「あ、そ、こ」です。
たまたま従業員のきのこ狩りイベントの翌日に行くという幸運がありました。
オオシロアリタケは、輸入ものだと思いますが、きのこには珍しく甘みがあると思います。以前、書いた中華料理の店でも食べました。
「もうひとつ」のほうは、気になると思うので、解答を出しておきます。「日本のきのこ」の405ページです。意外でしょ?
24種のなかでも印象に残っているのは、
オオキツネタケ 「あ、けっこういけるじゃん。」
マスタケのフライ 4センチくらいの小片のフライが1片でしたが、「最高のマスタケ料理じゃない?」 と思ったほど。
Posted by: mido@管理人 | 12/03/2005 at 01:13
なるほど、405頁のあれですか。
これは天ぷらとかで食べてもなかなか。。という話は聞いたことがあります。
オオシロアリタケは僕もそこでしか食べたことありません。ものすごい濃縮された味に驚いた記憶があります。あれとかこれとかそことか、失礼しました。
Posted by: もせて | 12/03/2005 at 07:19