↑ここ数日の晴天で、急激な乾燥が始まり、ポルチーニもこんな状態。ま、これがリアルな姿であり、個性でもあると私は考える。
出社前の少しの時間、近所できのこをチェックに行なった。
町内の公園を歩いていると、やたらと小学生が多い。「総合学習」の時間なのだろう。私が写真を撮っていると、数名の子供がやってきて、私の目の前のきのこをかっさらって行った。
「せんせー、きのこ、あったよ」
「それ、ちゃんと調べようと思ってたのに」と思いつつ、ま、子どもだし、いっか。
私に聞いてもらえれば、少しは教えられるのだが、せんせーに聞いたって無駄だよ、などと思いつつ、ま、いっか。
そんな子どもたちの眼を逃れて奇跡的に生き延びていたのが、写真のきのこ。
ヤマドリタケモドキ。いわゆるポルチーニの日本版。
学名が違うからといって、「モドキ」などと名付けず、「ニホンヤマドリタケ」とかにすればいいのにね、といつも思う。
下の写真でわかるように、柄には明瞭な編目模様があり、変色性がない、しっかりしたタイプのイグチだ。ヨーロッパの本家ヤマドリタケ(ポルチーニ、セップ)のような、はっきりとした香りは、横浜産のものにはない。
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