本家のリンク集にもある「kinoko web」さんが、きのこの本を出版された。
タイトルは、「森の休日 4 見つけて楽しむ きのこワンダーランド」(山と渓谷社・刊)。
http://www.yamakei.co.jp/prev.php?id=10984
図鑑ではなく、きのこのいろいろな要素を原寸大を意識したきれいなきのこ写真で展開するきれいで楽しい本。
ルビのふり方かた見て、子どもの読者も少し意識されているようだ。子どもだって見るだけでも、きのこのおもしろさがわかる本になっている。
香り、色、変色、構造、味など、さまざまなきのこの持つ要素を、大作さんが撮り続けてきた白バックの写真をベースにした抜き写真で、大胆なレイアウトで構成したユニークなきのこ本だ。
kinokowebさんこと大作さんは、白バックのきのこの写真を精力的に撮り続けていると聞いたことがある。その作品集がこうした形で、発表されご同慶の至り。
少しかじってみてわかったのだが、これに掲載されているような写真を撮ることは至難の業だ。まずは、美しい個体を見つけなければならない。これが難関の第一歩。さらに、壊れやすく、傷つきやすいきのこをきれいなまま採集し、撮影するとなると、また違ったむずさしさが発生する。
きのこ好きでなくても楽しめる、久しぶりのヒット作。
アマゾンで購入、今日到着しました。
実写、白バックというのが本当に新鮮ですね。全て実物大というのも新しい試み。おまけにKINOKOWEBでも紹介されている「きのこでパスタ」まで。満腹です。
Posted by: もせて | 09/04/2004 at 20:41
なんか久しぶりにヒットのきのこ本でしょ?
みんなに推薦しまくってます。
この本でひとつ発見。シラカバに出てた黒い巨大な塊がカバノアナタケであったと判明。
ネットで検索したら、キロあたり2万円以上という価格も。
ノコギリ持って、山に行って来ようかな(笑)。
Posted by: mido@管理人 | 09/05/2004 at 22:22
先週新橋の文教堂で見つけたので買っておきました。
従来のきのこ本にはなかった原寸大というポリシーでページからはみ出しまくっているのが面白いですね。
Posted by: ぽっとべりぃ | 09/12/2004 at 07:59