富士山に行って来た。
ここ3年、富士山は空振りだった。2002年などは、雑菌さえもない状態で、ナラタケ、サンゴハリタケくらいしか記憶にない。晩のおかずに困り、アジの開きをキャンプ場で焼いたという苦い記憶がある。
03年は、そんなこともあり、キャンセル。
今年もたいした期待はせず、こぬか雨の降る山中に入った。
しかし、予想は見事に裏切られた。
富士山ではきのこが大爆発していた。
スタート地点からすでに、探せばいくらでも見つかる状態。
見たきのこは、記憶にあるだけで
ニシキタケ、ヤマイグチ、ホテイシメジ、キノボリイグチ、カラマツベニハナイグチ、アンズタケ、アイタケ、カノシタ、サクラシメジモドキ、クロラッパタケ、トキイロラッパタケ、ハナイグチ、シロヌメリイグチ、ショウゲンジ、アミハナイグチ、ニカワハリタケ、ナラタケ、キノボリイグチ、ムラサキナギナタタケ、ナギナタタケ、ドクツルタケ、クサウラベニタケ、サンゴハリタケ
そんななかでも、食菌としてとくに目立ったのだが、写真のキノボリイグチだ。歴とした菌根菌だが、写真のように材に発生しているように見えることから、「木登り」イグチと呼ばれる。悪名が跋扈するきのこ和名のなかで、なっかなか洒落たネーミングのひとつだろう。
↑シズル感を出したいと思って撮ったハナイグチ。
富士山はやっぱりきのこ人の聖地。
驟雨の富士ではありましたが、きのこの精が充満してましたね。薄暗くて写真には厳しい条件だったのに凄い!僕なんか結局1枚も撮らず。
Posted by: もせて | 08/29/2004 at 20:25
きのこの精が充満とは、素晴らしい表現ですが、ホント、そんな感じでしたねぇ。
富士山、やっぱり凄いですぅという感じです。
貴重なサンゴハリタケの幼菌の写真も撮ったんですが、こちらは雨がきつかったので、レンズが曇り、失敗作でした、残念。
Posted by: mido@管理人 | 08/31/2004 at 01:04
こんにちは。
あ、ラクヨウキノコだっ。
ハナイグチっていうんですね。
北海道ではラクヨウで通ってました。
シズル感出てますね〜。
大根おろしと共にお味噌汁に入れるとおいしいんだよなぁ(^Q^)
Posted by: 110 | 08/31/2004 at 06:36
110さん、ご無沙汰です。
一目でわかるとは、体にしみ込んでいるんですね?
落葉松(カラマツ)の林に出るので、ラクヨウみたいです。
私は大根おろしでいただきましたが、今度、いっしょにみそ汁に入れてみます。
Posted by: mido@管理人 | 09/02/2004 at 08:53