富士山にスーパーカブで行ってみた。理由の第一はコストである。スバルラインの通行料金は不当に高い。普通車で2000円。バイクでも軽自動車と同じ1600円。この道はすでに償還済みで無料になってもおかしくはない。現に、表富士の富士山スカイラインはとっくに無料化されている。300円安くなっての2000円とはいえ、東富士五湖道路や河口湖線が実質的に無料化されている今、違和感は残る。ま、冬でも営業するのは、評価できるが。
そんななかで、スーパーカブである。125ccまでの二輪車は200円。気軽に出たり入ったりできるのが大きい。
ただし、90ccとはいえ、スーパーカブである、キャブ車である。2300メートルを超える標高でもちゃんと機能するのか確かめに行ってきた。
答えは大正解。私の乗っているスーパーカブ90カスタムは、トップのギア比がちょい低め。燃費も考えて、フロントスプロケットの歯数を増やそうかと思っていたのだが、スバルラインを走って、やめにした。
ほんの一部の急坂を除いて、トップ・キープでがんがん登って行く。速くはないが、ストレスはあまりない。全開ちょい手前でスロットルをキープするのが、私の走り方。料金所から五合目駐車場まで先に行っていただいたクルマは2台だけだった。ホンダはこのギア比を設定するにあたって、スバルラインでテストをしたのではないかと思えるほど絶妙のギア比であった。下りに関しては、もちろんまったく問題ない。走ろうと思えば、メーターを振り切って走れる。
さらに驚いたのがその燃費である。今回全体で62km/lだったが、これには激しい渋滞路も含む。今まで街乗りにしか使わなかったのだが、ツーリング的な走り方では、リッター80kmも可能と思われた。
これならプリウスにも絶対に勝てる。(街乗りだとたぶん負ける)
上の写真は200円の通行料を払って手に入れたクロラッパタケ。前カゴ、リアボックスなど、積載スペースをいっぱい確保できるのもスーパーカブならでは。こうした収穫物もストレスなく載せられる。
↓野鳥写真も練習中
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