きのこの切手集めは、思い出したようにやっている。アミガサタケの切手だけはすべて集めようと思っているのだが、まだ5〜6種類、欠けているようだ。
そんななか、見つけたのが、スロバキア97年のFDC(初日カバー)。この切手は、新しい作品だが、私見では世界でもっとも美しいきのこ切手。その初日カバーだからなんとしてでも手に入れたかった。力量ある作家の線描画は、FDCでも質が高い。アミガサタケ版のカバーに描かれているのは、Amanita rubescens(ガンタケ。ルベスケンスは赤くなるという意)。この選択もなかなか渋い。
線描画を描いているのは、スロバキアの画家、Dusan Kallay(ドゥシャン・カーライ)という人物。検索してみると、大物の画家で、彼の描いた絵本が翻訳書として出版もされているようである。こんな作品も描いている。
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」にも挿絵を描いているが、この参照ページにある「『不思議の国のアリス』はドゥシャン・カーライが絵を描くためにあるようなお話だな〜と思っちゃいます。」というコメントが凄い。
そういう訳だったのか。
ディープさに磨きがかかってきましたねえ。
僕もスロバキアのデザインのファンになっちゃいそうです。
Posted by: もせて | 10/27/2006 at 21:32
>もせてさん
種の選択から、これを描いた人間はきのこのことがわかっているに違いないと思いました。本物はもっときれいなので、今度、この切手が売っていたら、手に入れておきますね。「世界一美しいきのこ切手」もワンコインで手に入ります。
Posted by: mido@管理人 | 10/28/2006 at 02:16