センスのよい一部奥様やお嬢様方に人気という「紙モノ」。
正確な定義は知らないが、ようするに古い切手であったり、包装紙であったり、牛乳瓶のフタであったり、微細な印刷物になんだか知らず惹かれ、集めてしまうということのようである。
その中でも、人気上昇中なのが、チェコのマッチ・ラベルである。下の写真のように、チェコのマッチラベルだけを集めた本まで出版されている(TRITON CORPORATION ¥1,050)。
当時、共産党の支配下にあったチェコスロバキアにあって、デザイナーが自己表現できる数少ない場が、35×50mmというマッチラベルであったのではと、この本に書かれている。
本来、持っていたデザイン力によって、懐かしいようなほっとするような感覚を呼び起こしてくれるから、なんだか惹かれるということなのだと思う。
上の写真は、そんなチェコのマッチラベルの「きのこバージョン」(笑)。デザインの質はイマイチだと思うが、希少価値は高い。
1枚、250円は安いか、高いか?
ps
と書いていたら、チェコのマッチラベル本の新作が出ていたとの情報が。
PIEブック チェコのマッチラベル
http://www.piebooks.com/art/index.html
少なからずびっくり。
一昔前のアメリカの片田舎を走るトラックの側面に描かれているような情景が浮かびました。
商業デザインというのか、こうして見ると味わいがありますね。
「ザンピオニ」?というのはいわゆるシャンピニオンなんでしょうね。ツクリタケ、マッシュルームと。
ちなみに僕は東海道五十三次のマッチラベルを集めてました。
Posted by: ぽっとべりぃ | 11/30/2005 at 08:20
表紙のだけ見てもかわいいラベルですねぇ。
PIEブックってちぃとお高いものが多いので
あまり持ってませんが。
Posted by: 110 | 11/30/2005 at 15:32
こんにちは。先日はご訪問いただき、ありがとうございました。
きのこのマッチラベル、レアですね~。1枚250円、うーん、高いような安いような?
エストニアの絵本も良いですね~。
ちょっと古い印刷物は、色がいいなぁ、と思います。
ぴかぴかした色ではなくて、渋めの色。
やっぱり懐かしい感じがするから、惹かれるんでしょうね。
Posted by: ちびごま | 11/30/2005 at 21:10
>ぽっとべりぃさん
「ザンピオニ」はおそらく当たりですね。チェコ語がわかる方がここをのぞく可能性があるので、解説してもらえるかも。
>110さん
デザイナーの方に好きな人、多いみたいですよ。PIEブックスは小さなマーケット向けなので、お値段も高いようですね。
>ちびごまさん
書き込み、ありがとうございます。とある所で、ソ連版のきのこのマッチラベルの素晴らしいのを見つけたのですが、すでに「SOLD OUT」で、がっかりしているところです(笑)。
Posted by: mido@管理人 | 12/01/2005 at 01:18