息子が免許を取ったので、バイクのソロ・キャンピングの練習に出かけた。こちらは事情があってクルマ。息子はバイク(完璧に整備されたセロー改)。キャンプ・スタイルは基本的にソロと、超がつく変則キャンプだ。
ソロ・キャンピングのノウハウとバイクがあれば、日本国内ならどこへでも行けてしまう。「覚える気はあるか?」と聞いたら、「YES」の答が出たので、実行ということになった。
テントやソロ用タープの設営。火器、照明具の使用方法など、ひととおりの常識をコーチ。むずかしいのは料理だろう。小さなコッフェルで飯を炊き、とりあえずカレーを作るということになった。
普通はこんな面倒なことはしないのだが、小さなコッフェルで飯を炊くのはけっこうむずかしい。理想的には、拾った木切れなどを使用するネイチャーストーブを使って炊きたかったのだが、ちょっとリスクがあるので、ここは普通にガスストーブを使用。なんとか炊けたが、チタンのコッフェルは飯炊きには向いていないようだ。
カレーもこのスタイルだと、難易度がぐっと上がる。地面に置いた高さ5cm,B4サイズのテーブルのテーブル の上に、B5サイズのさらに半分の大きさのまな板を置いて、オピネルのナイフでタマネギを刻むという、まさにおままごとのような料理になるのだ。
作っているうち一人分ならまだしも、二人分はこのスタイルでは厳しいだろうということで、クルマから大型の鍋を取り出し、上の写真のように焚き火料理ということになった。
道具ひとつの選び方、使用法、スタイルなど、さまざまなノウハウが必要だが、シンプルなスタイルのキャンプはおもしろいと再認識。
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