やっと落札した「パーツ取り」用の顕微鏡が届いた。
木箱に納められたその顕微鏡は、薬品の匂いがした。程度は並以下。たしかにジャンクである。CL型よりクォリティは高そうだが、如何せん古い。しかし、私がとりあえず必要なのは、メカニカル・ステージである。とりあえずはそれさえあれば、いい。
メカニカル・ステージを外して、CLに取り付けるのだが、ステージが干渉してちゃんと動かない。
「う〜ん、失敗したかなぁ」
いろいろ考え、ステージをヤスリで削れば、干渉しないと判断した。
ヤスリで削ると、材質はアルミなのだろうか。簡単に干渉ポイントは削ることができた。
「やった!」という訳で、小さな達成感。新品だと、削るなどという発想は出て来ないでしょう。
ま、このあたりの感覚は、バイクのカスタムで培ったものです。
パーツを他機種から流用する。「付かないもの」は、加工して、付くようにしてしまう。いろいろ考えながらやるのも、楽しいもんです。
とくに顕微鏡は、規格が決まっているものが多いので、バイクよりも気が楽ですね。
(5に続く)
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