知り合いの結婚のお祝いで赤坂のレストランに行った。
メニューは、
・鴨のフォアグラのテリーヌ
ランド地方特産のフォアグラにアルマニャックの香りをつけて
・山羊乳チーズのサラダ
シェリービネガーとヘーゼルナッツのドレッシング
・イベリコ豚の生ハム、サラミ、鴨の熟成生ハムの盛り合わせ
イベリコ豚はドングリだけを食べたスペインの黒豚だそうだ
・鴨の心臓の串焼き
フランス風焼き鳥
・ピキオ
魚の身を詰めた赤ピーマン
・スープ・ド・ガルビュ
生ハムと白インゲン豆を使った、この店の名物料理
・和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み
・デザート盛り合わせ
とうもろこしの粉で作った焼き菓子「ミヤソン」他
エスプレッソ
都合8品で、お値段、5000円(飲み物代別)。料理はすべて手抜きがなく、丁寧な作り。これでこの値段は信じられない。私の周りの食通が通っているだけのことはある。とくに印象的だったのが、鴨の心臓の串焼き。食べたことのないような独特の食感。仏風串焼きとは、いいえて妙。
それからテリーヌ。この手の料理は嫌いなのだが、ここのは絶品。2品目に出たのだが、「あ、こりゃ凄いわ」と直感。テリーヌをうまいと思ったことなんて、私はないのに。
ただし。
人数が多かったせいもあるのだが、7時半にスタートして、エスプレッソが出るまで約5時間。料理が終わったが、夜の12時半である。
お祝いパーティーなので会話も弾み、場は保ったのだが、無口なカップル二人だったりしたら、どうなることだったのだろうか?(笑)
シェフ一人の店なので、許容範囲を超えていたのだろう。通常だったら、常識的に考えて5時間というのは考えにくい。
店名を明かすと、通っている知り合いに迷惑をかけそうなので、あえて名は秘す。
小さな店で若いシェフだが、一級品のレストラン。
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