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05/25/2004

Comments

H. Saito

こりゃすごい!と思いましたよ。
共生するというより、菌糸が根茎に取り込まれて食われるとかどうとかって、どっかにかいてあったような。

mido

Saitoさん、コメント、ありがとうございます。
正確にいうと、共生ではないようですね。
知り合い(稲城野草の会・広沢たけし氏)が、この関係に関しては、つぎのようにいっています。
「オニノヤガラはナラタケ菌と共生している、と本には書かれているが、共生というより、オニノヤガラ側が一方的に搾取している関係だ。
オニノヤガラが発芽すると、ナラタケは菌糸を伸ばして、オニノヤガラの組織内へ入り込んでくる。ナラタケは有名な木材腐朽菌で、生きた木でも腐らせる力を持っている。
恐らく、オニノヤガラから発する何かが、ナラタケを惹きつけるのであろう。オニノヤガラは腐るどころか、ナラタケの菌糸から栄養を奪ってしまう。ナラタケはそれを知ってか知らずか、どんどん栄養を送り込む。
かくて、オニノヤガラの根はジャガイモより大きな塊に生長する。」
http://homepage3.nifty.com/inagiyasou/essay/e043.htm
なかなかに説得力のある解説かと思います。
それにしても、不思議なものです。

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