季節営業 きのこなブログ

菌と蘭見えざる土中の腐れ縁

右にあるのは、ご存じ、オニノヤガラ。ラン科の腐生殖物で、ナラタケ菌と共生するといわれている。とはいっても、地中での話なので、ナラタケ菌との共生状態はなかなか目にすることができない。

そんななかで、見たのが上のシーン。切り株から出ているのは、間違いなくナラタケ。ちゃんとツバも確認した。おそらく、このナラタケとオニノヤガラは、地中において、つながっていると思う。この手の写真は見たことがないので、希少価値があるのではないかと思う。

最悪のアップル体験。

銀座に行く用事があり、アップル・ストアに行ってきた。
店に入る。第一印象、暑苦しい。
男性店員が着ているのは、黒いTシャツにリンゴ・マークが白抜きのTシャツ。これが、ユニホームらしいが、私には暑苦しく見える。
各階に存在するガードマンもおしなべて直立不動で、「万引きは絶対にさせない」という強い意思表示を、過剰に感じさせる。

第二。エレベーターに乗ろうとするのだが、いったいどこから乗っていいのかわからない。全面ガラスでシースルー。エレベーターのドアと、壁面が見分けがつかない。思わずぶつかりそうになってしまった。
これだけならまだいい。エレベーターに乗り込むのだが、行き先ボタンが存在しない。私のようにとまどう人間は多いらしく、店員が「これは自動的に各階に止まります」と声をかけてきた。

第三。
各階のインフォメーションが不十分。行ってみないとわからない。これは、あえて足を運ばせようという策略か？　と、思えるほどに不親切。

う〜〜〜〜〜む。

アップル・ストア　in　銀座で私の心に想起された感情は、不親切、不可解、画一的。デザインのためのデザイン。
全員がユニフォームを着る必要があるのだろうか？　アップルの企業コンセプトのひとつに自由さがあるとしたら、私服でいいのではないかと思う。店員であることを証明するためには、他にいくらでもあるのではないか？
イジェクト・ボタンがわからなくて戸惑うケースが多いが、このビル、それに似ている。

このビルのデザイナーって、いったい何者だ？
と、調べてみたくなるほどの人間不在のデザイン。

で、調べてみたぞ。デザイナー。Bohlin Cywinski Jackson社。名前はちゃんと覚えておこう。
マックの悪い意味での独善性を建築デザインに導入した企業として。
いや、建築デザインのせいばかりではないだろう。マネージメントにも大きな問題があるような気がする。

１５年来のマック・ユーザーである私でも、マックが嫌いになるような最悪のアップル体験をしたのであった。

消えずともまだやり直せるさ十二本

たまにはこんな写真もいいかなとアップ。

ここにいるわたしはわたしすみればな

今年、思わずレンズを向けてしまった健気なすみれたち三葉。

非力なる男を愛すすみれ草　近藤　愛

男「を」というところが、凄いですね。
うん、たしかに愛される資格はある。

タチツボスミレ

タチツボスミレ
スミレ

漆黒も薄緑もあり落ち桑の実

イタチタケの写真を撮っていたら、ポトリと何かが落ちてきた。何かと見てみると、桑の実だった。よくよく見れば、いたるところに落ちている。頭上を見上げれば、桑の木。
どどめの季節だ。もう夏は近い。
下の写真は、イタチタケの老菌の写真。
撮る人はほとんどいないはずだから、珍しい写真だと思う。

夏浅し林床の主燦然と

訪れる人も少ない鄙びたサイトなので、アップしても問題ないでしょう。
私のきのこの写真は横位置が多い。これはディスプレーが横長であるから、必然的にそうなってしまったものだ。で、意図的に縦位置の写真も撮り始めた。このレイアウトのblogだと、縦位置の写真でもすんなりと収まる。
上の写真は、ちょっと遊んでみたカット。
ちなみに写真に写っているものは、日本人のほとんどが名前を知っているが、食べたことはおろか見たことさえない人が多いと思われる物体。

帰路は、けっこう強い雨の中のツーリング。雨の高速走行は集中して走れるので気分がいい。仕事も雑事も何かも頭の中から飛んで行く。ひとつのことだけを数時間に渡って考え続ける機会なんて滅多にない。水滴だらけのヘルメットのスクリーン越しに、路面を読み、周囲のクルマを読み、挙動を確かめながら、スロットルを開ける。

blogというものは

ココログの新着記事を見ていると、時間があっという間に過ぎていく。
ここに目を通していると、いろんな生き方や人生があるのだと、リアルに感じる。おもしろいと思う一方、書き手の思いを想像し、つらくなってくる。
感情や思いが、自己規制なく吐露されているサイトが多く、こんなことまで書いてしまっていいの？　とよく思う。これでyahooなどが、blogのサービスを始めたら、いったいどういうことになるのだろうか？ネット上を無数の個人的な思いや隠された欲望が飛び交い、いろんな意味でのエネルギーが蔓延した恐ろしい空間になりそうな予感がする（これまで以上に）。数千万の欲望や孤独のエネルギーが一気に開放されたら、地球は本当に壊れてしまうと思う。
blogの弊害はすでに現れ始めていると思う。googleの検索システムは、blogの拡大によって、崩壊しそうだ。リンクされた数を質の指標にするというgoogleのシステムは、そろそろ意味をなさなくなりそうだ。たぶん、googleは、blogを外すシステムをつくっているんだろう。

というような書き込みをしつつ、そろそろお出かけだ。
昨年のような「凄すぎてウェブに上げられない」ような収穫を期待しよう（笑）。本当の宝物はやっぱり現実世界にあるのかな、などと思いつつ、行ってきます。

宙返り飛行のできるハチと「盗蜜」

植物生活史図鑑1（北海道大学図書刊行会・刊）という本を読んでいたら、おもしろい記述を見つけたので、メモしておこう。
ホウチャクソウのような下垂する白い花には、例外なく「宙返り飛行」のできるハナバチの仲間が来るそうで、自由に飛行できるオオマルハナバチやトラマルハナバチが来るという。
ただし、例外もあり、小型のコマルハナバチは、花へ直接潜らず、蜜腺のある距に口吻を差し込み、吸蜜する。
これを盗蜜というらしい。面白い言葉だ。

トラックバック野郎Tシャツ、来たる！

niftyからトラックバック野郎Tシャツが送られてきた。
１分８円時代にン万円の課金を、長きに渡って支払い続けたお礼かなと思ったら、違っていた。
「厳正な抽選の結果、当選された」ということらしい。
とても、うれしい。
ラッキー！！！！

でも、着ないな（笑）。
だれかほしかったら、あげる。
コメント多数の場合は、抽選で。
もちろん未使用。最落価格もなしっ！（曝）。
あ、送料は負担してね。

いい感じのイラストレーター

キモトアユミさん。
ほのぼのとした味のあるイラストを描かれるイラストレーターさん。
メモしておこう。

http://www005.upp.so-net.ne.jp/chestnut/