とあるきのこの会の富士山観察会に参加し、「モドキがつかないヤマドリタケ」というのを見た。1本だけだったが、今後の参考にとしっかり観察し、臭いもかいで記憶した。
その「モドキがつかない」に瓜二つのきのこを富士山で見つけた。傘径約6センチ。小振りで柄の網目は薄い。小柄だが、どことなく上品さが漂う清楚な印象。気品の高さではきのこ界でもトップクラスのオーラーを発している。こんな上品なきのこ、見たことない。
姿形も一点の隙もない。二つに切れば、純白。この日、採集した5本すべてが純白。
そして食べてみてさらに見た目どおりの印象に驚いた。
はっきりと存在するポルチーニ香はおくゆかしい。見た目、味、香り、それらにすべて完璧なこのきのこに驚いた。
弱点があるとすれば、サイズくらいか。
発生していたのは、標高2000メートルのコメツガ・シラビソ林。翌日も同様の環境のところを探索したが、なかった。
「ああ、また食べたい」
これがいわゆる真正ボレタス・エデュリスですか
北方系且つ針葉樹林系ということでこちらでは
なかなか縁が無いですね
富士山と北海道での採集報告をよく見かけますが、
うらやましいの一言に尽きます・・・
Posted by: ぽっとべりぃ | 09/28/2010 at 14:36
モドキがつかないヤマドリタケのあの姿、味、香り、懐かしい。久しぶりにお目にかかりたいものです。
来年は必ず!!
Posted by: ビーン | 09/28/2010 at 17:22
富士山は何度か行っているはずですが、まだ一度もご対面させていただいておりません。
midoさんがそんなに褒めちぎると僕もご相伴に預かりたくなります。
Posted by: もせて | 09/28/2010 at 21:24
どんなお料理で食したのでしょうか?
生えている写真も美味しそう!!
富士山近辺はキノコ出放題ですか?
埼玉はやっとちらほら出てきました。
イロガワリを近所で初めて見つけました。
Posted by: さと | 09/28/2010 at 22:49
>ぽっとべりぃさん 発生時期は長いようなので、ポイントを開拓します
>びーんさん 富士山、ヤマドリタケで検索したらビーンさんのサイトでびっくりです
>もせてさん 明確なポイントをご紹介できるといいのですが
>さとさん オーソドックスにソテーと地下鉄のフリー雑誌に掲載されていたレシピでピクルスをつくったらこれが絶品でした
Posted by: mido | 09/30/2010 at 11:27
こ、これはすごい!
実物を見てみたいです。食べてもみたい。
まあ日本に普通にないのが不思議なくらいのきのこなんですが。富士山のコケモモは北アメリカのタイプではなく、スウェーデンのと同じというし。で、そのコケモモが熟すちょい前くらいの時に、コケモモの中に出る。ストックホルム周辺は、富士山の4合目くらいなんだなあ、となんとなく思ってました。体感的にはずっと暖かいですが。
北米にもedulisはあるか!
Posted by: はっちい隊長 | 10/04/2010 at 04:46
>隊長 ご無沙汰してます。特殊な地域にしか出ないものだと思っていましたが、富士山ではそれほどの稀菌ではないようです。私が見たのはどれも小さめのサイズなので、厳密にいうとedulisではないのかもしれません。
Posted by: mido | 10/05/2010 at 19:14
はじめまして!キイロイキノコと申します。変ったキノコに惹かれています!食べるよりも見たい!そんなこんなでこちらへ辿り着きました。
すごいですね~(^^)キノコの写真もさることながら、きのこ好き・キノコ仲間がこんなに!うらやましい限り。私はなかなかキノコ好きを周りに理解してもらえないので・・・
今日は天気も悪いので引き続き引きこもりになって覗かせてもらいます!
Posted by: キイロイキノコ | 12/14/2010 at 11:16
キイロキノコさん。はじめまして&コメントが大変に遅くなりまして失礼いたしました。
また、のぞきに来てください。質問他ありましたら、他に詳しい方がいっぱいいらっしゃるので、答えてくださると思いますよ。
Posted by: mido | 01/12/2011 at 21:35