きのこツーリングの途中、日本を代表するパワースポット、長野県の分杭(ぶんくい)峠に行って来た。パワースポットに関しては、下記のウィキペディアが詳しいので、よく知らない方はこちらを。
この手の情報は興味がないのだが、何度も通っているきれいな景色の峠が、じつはこうしたポイントであるということを知り、驚いた。妙に駐車場が整備されているなとは、通る度に思ってはいたのだが、それで謎が解けた。そうとわかれば、のぞいてみるしかないと早朝に訪れた。
峠の駐車場にバイクを置き、歩くこと3分。到着したのが上の写真のポイント。けっこうな傾斜の斜面に手作りのベンチが20人分くらいある。両脇にはロープが張られ、上方のベンチに行くためには、このロープを使って登る(くらいの傾斜)。
到着したのは朝の8時頃だったのだが、すでに先客がいた。ほとんどの年齢層は高かったが、20代と思われる女性がひとり離れて瞑想していた。彼女を除けば、何をするでもなく、世間話をしたりして過ごしている。
いろいろ聞いてみた。「知り合いがここに半日いたら、持病の腰痛が治った」「北海道からわざわざ来る人もいて、3日も通っていた。」などなど。いずれにしても、体にいいと信じて、来ているらしい。
たしかに、駐車場に置いてあったクルマは、群馬、愛知、静岡など他県ナンバーが多かった。
このパワースポットには、林道を少し走れば、「気」が充満した湧き水が出るポイントもあった。こちらは地元の人が多いようで、ポリタンを用意して行列待ち。私も500ccほどいただいた。
ま、効用があるかどうかはわからないが、おもしろいポイントであることは間違いない。森の中でのんびりしたいのなら、おすすめかも。ひょっとしたら体の問題が解決するかもしれないという「付加価値」がある。
さて、帰り道で見つけたのが、下の写真のきのこ。ヒカゲシビレタケとかアイセンボンタケあたりだと思うがPsylocybeなのは間違いない(顕微鏡で見ればわかるが、何しろ採集は犯罪なのでノータッチ)。パワースポットでこの手のきのこを見つけるのも、なんだか妙。パワーがきのこを発生させた?(笑)
菊池秀行ではないけど、この手のエネルギーラインってのはどうも・・・
見た目ありそうな場所ですが、きのこ探しの横で瞑想されると引くなぁ
これから梅雨に向かってPsylocybe属が花盛りですよね。こちらも手は出しませんが、四手井さんの本ではひたすら不安感に襲われるという記述があるのでそんなにイイ物とは思えないですよね。
Posted by: ぽっとべりぃ | 06/08/2007 at 08:01
これだったんですね。写真を見てその雰囲気がよく分かりました。この場所にして、このきのこというのがはまりすぎてて怖い。
今度あのあたりに行ったら足を伸ばしてみます。
Posted by: もせて | 06/08/2007 at 20:23
>ぽっとべりぃさん
リンク先のウィキペディアの書き方は確信に満ちていてなかなかの迫力だなと思いました。
信じる者は救われるという感じでしょうか?(笑)
>もせてさん
話の種に一度は訪れてみるとおもしろいかもです。いろんな場所がありますが、遺産も何もないのに、ここでなければという必然性がある場所というのは、なかなかないのかなと思いました。
Posted by: mido@管理人 | 06/09/2007 at 00:35