大菩薩のポイントに行った。この地は、7年間に渡って何度も足を運んでいる。1998年には大発生の現場も目撃している。当時は、デジタルカメラも持たず、ちゃんとした記録がないのだが、その後見ていないムラサキフウセンタケをはじめとし、種数と量において、驚きとわくわくを感じた好きなポイントだ。
その後、夢を追い求めて、何度も行っている。
2000年の9月には、タマゴタケの大発生を見ているのだが、それらを除けば、じつに空振りの多いポイントでもある。
「夢よもう一度」と、夏から晩秋にかけて、何度も行っているのだが、ほとんどが徒労。きのこツーリングのはずが、ただのツーリングになっていた。
しかし、今回は違う。
絶対量が圧倒的だった。ドクツルタケとはいえ、大サイズがこれだけガンガン出てくれると、見事なものだ。カラカサタケもしっかり出現。食菌系では、チチタケ(e)、ウラベニホテイシメジ、マスタケ(c)など、ちゃんと楽しませてくれる。
ただ、今回のメイン・ターゲットだったタマゴタケに関しては、小型サイズ1本しかみつけられなかったことが残念。これに関しては、おそらく先行者に採集されてしまったのではないかと考える。
今回はじめて認識したきのことして、ケガワタケも収穫だ。ツエタケもあった。ベニヒガサのような赤い小さいミリ単位のきのこも、撮影はむずかしいが、子細にみるときれいなものだ。
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